2010年06月15日

「愛知の新世代たち」を観ながら思ったこと

前回のエントリ(「愛知の新世代たちとROSAS」)で書き忘れたことを少し。

たとえば、昨日のプログラムの中の、平川祐樹さんの作品『pulse』は、おそらく1秒間に3回以上と思われる白点滅があったり、音楽がノイジーだったりして、作風としては万人向けではないのかもしれません。
ただ、僕は、「作りたい」という初期衝動みたいなものを感じながら観ていまして。
カットのひとつひとつに、自分はこれなんだ、っていう思いが見えた感じだったんですよ。

もちろん、映像や映画には文法みたいなものや撮影に関するセオリーがあったりして、そこをはずすと完成度に影響してくることがあると思っています。
でもそれ以上に、作りたいから作ってるんだ、っていうまっすぐなところは、僕には大事なことに思えたんですよね。

僕はここのところずっと、完成度に重点を置いていたのですが、ただ、定石どおりではおもしろみがない。セオリーを破る破格なところも作品の魅力になりうるわけですね。

作りたいという思い。見てもらうこと、見て味わってもらうこと。

スクリーンを見ながら、ときおり、これから作る自分の画を思い出したりして、そんなことをあらためて考えていました。

 
ラベル:ビデオアート
posted by ヨコイ at 03:34| Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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